2011年3月11日
昨日アップロードした記事の補足
昨日、
『トイ・ウォーズ』ベータテスト(PC)の感想をアップロードしました。
ちょっと補足します。
『トイ・ウォーズ』はコンテンツが充実していません。
それでも正式サービスに踏み切っています。
これは何を意味するのでしょうか。
オンラインゲームの特徴を踏まえないとややわかりにくい要素です。
説明するために2つの視点を導入します。
ひとつは、オンラインゲームはオンライン接続を生かしたアップデートを行えること。
アップデートの費用や、ユーザーへの手間がかかりません。
ということは継続的にアップデートが行われる可能性が高いと言えます。
二つ目は、オンラインゲームの収益システムに関係しています。
オンラインゲームは、パッケージゲームのように「買い切り制」ではありません。
長く遊んでもらわないと会社は利益が出ないような料金構造です。
ということで、長く遊んでもらうための措置、例えば継続的なアップデートが必要になってきます。
『トイ・ウォーズ』がまだまだコンテンツが少ないまま正式サービスに移行した理由は、以上二つの視点を組み合わせるとよく分かります。
コンテンツが少ない状態であっても、ネットワークを通じてアップデートを行っていけばいい。
そして、アップデートを繰り返せばユーザーをつなぎ止められる。
こういう意図が透けて見えるのです。
こういうやり方は成功するのか、しないのか、という点については、正直分かりません。
とはいえ、以下のことは言えると思います。
まず、オンラインFPSはMMORPGのように先行者有利にはなっていないので、後から参入するプレイヤーでも申し分なく遊べる。
同時に、長いブランクを開けたプレイヤーであっても、参加すればすぐに最新の流れに追いつくことができる。
つまりユーザーにとっては参入障壁が極めて低いのです。
ですから、『サドンアタック』や『ペーパーマン』のように運営を初めてから1年、2年経ってから最高同時接続者数を記録するなんてこともあり得るわけです。
オンラインFPSは、
コンテンツが揃って人が集まるということがごく普通にあり得る世界です。
もしかすると、『トイ・ウォーズ』は半年後、1年後を見据えて、今のコンテンツ不足のまま正式サービスをスタートさせたのではないでしょうか。