紹介
『Seven Years Of War(セブンイヤーズオブウォー)』(以下『SOW』)は韓国のCRAZY BOXという会社が開発、日本ではCJインターネットジャパンが運営をしているオンラインFPS。ほかのオンラインFPSと比べて高品質のグラフィックやサウンド、兵科ごとに異なるプレイスタイルを生かした占領戦が特徴である。
もちろん基本的なモードであるデスマッチもあるが、『SOW』のメインはあくまでも占領戦である。
占領戦はのルールは、ある場所(ゲーム中ではタクティカルポイントという)を一定時間占拠し続けることで勝利になるというもの。
相手に一旦占拠されても、こちらが一定時間待機すれば奪い返すことができる。
したがって2チームが一カ所のタクティカルポイントをかけて熾烈な争いを繰り広げる。
このルールの他に独特のシステムが取り入れられているので、新規プレイヤーにはちょっと難しいかもしれない。
詳しいルールやシステムはWikiで補ってほしい。
占領戦の様子 |
ゲーム中は戦況に応じて兵科を自由に変えられるので、チーム状態をもとに臨機応変に立ち回ることができる。
三つの兵科とは、近距離戦闘向きの「アサルト」、遠距離戦闘向けの「ライフル」、仲間を回復することもできる「サポート」のこと。
それぞれに得意な戦闘距離や役割が決まっているので、プレイヤーは自分の役割をしっかりと頭の中に入れた上で行動することが大事になってくる。
あとは前述したようにタクティカルポイントを一定時間占拠することが出来たチームが勝利する。
タクティカルポイントは一つしかないので、二つのチームが一つの場所を奪うために正面から激突することになる。
したがって真っ正面からぶつかり合う派手な戦いがずっと続くのである。
アサルトは敵の攻撃を一定量防ぐことの出来る盾を持っているのでタクティカルポイントに突撃し、ライフルは遠距離から敵を排除、サポートは回復とグレネードランチャーによる攻撃で味方を支援する。
マップのあちこちに戦力が分散することなく一カ所に固まるために、集団で戦闘しているという感覚が非常に強い。
敵にやられた時の声、グレネードを投げるときの声などがひっきりなしに鳴り響き、仲間の大切さや一体感をよりいっそう引き立ててくれる。
倒した敵も一定時間すればまた復活してくるので敵を倒せば安心と言うことはなく、常に緊張しっぱなしである。
これがタクティカルポイント |
兵科選択や進行ルートの選択はそのときの戦況によって変えればより効果的になるという点で、『SOW』において戦況を読むことが非常に重要な要素である。
たとえば自分のチームがタクティカルポイントを占領しているときと相手に占領されているときでは適切な立ち回りが変わってくる。
自分たちが占領していれば待ち伏せは非常に有効となるが、逆に占領されているときでは待ち伏せよりも突撃が有効な攻撃手段になってくる。
このような熱い戦いを楽しむことができるのが『SOW』である。
武器はゲーム開始時に配布されるポイントで買い、買った武器は戦闘を経過するごとに耐久力が落ちていくのでポイントを使って修理するスタイル。
ポイントは戦闘終了後に成績に応じて配布されるが、成績上位ではないと修理ポイントの方が多くなるので確実に赤字になる。
ただまあ1000円ほどの課金アイテムを買えばポイントがかなり支給されるので懐にはやさしい方だと思う。
問題があるとすれば、占領時間を早くする課金アイテムの存在。
FPSにおいてゲームバランスを大きく変えるアイテムは課金にするべきではないと思う。(多少変わるぐらいなら全く問題ではない)
そんなものは最初から導入しないことが望ましいのだが、オンラインFPSは採算が厳しいらしいのである程度の課金アイテムは諦めた方がいいかもしれない。
有利な位置をとろう |